観光・イベント

2024年4月02日～6月23日

日本では18世紀の半ばに、4枚1組で草花を描いたカルタ札を12組集めた48枚構成の花札が登場し、一世を風靡します。花札は花鳥風月を巧みに織り込んでいるのが特徴で、いかにも日本らしいカルタです。また本市は「押し花文化発祥の地」として多くの作家や作品を生み出してきました。
そこで今回の企画展では、花札に代表される草花にスポットを当て、これまでカルタやトランプなどに草花がどのように描かれてきたのかを江戸時代の花札から、海外のトランプにいたるまで多彩な資料で紹介するとともに、大牟田ゆかりの押し花作品の展示も行います。
また、ミニコーナー①では東海道開業60周年を記念した鉄道関連のカルタ、ミニコーナー②では、竹久夢二の「雛妓読書」と「大正ロマンカルタ」を展示、さらに郷土カルタコーナーでは「おおむたアリーナ」開館にあわせて、大牟田の郷土カルタを一堂に紹介します。