大牟田市の「Gallery cafe Viridian(ギャラリーカフェ びりじぁん)」で開催された、和菓子作り体験に参加してきました。
今回のテーマは、秋にぴったりの「おはぎ」と「栗きんとん」。講師は、大牟田で長年愛される老舗和菓子店「吉蔵(きちぞう)」の店主さんです。
家庭でも手軽に挑戦できる材料で、季節の和菓子づくりを学べる人気の体験。今回はその魅力をたっぷりご紹介します。
職人の技を間近で!家庭でも作れるコツを伝授
教室では、和菓子職人の手法を、初心者にもわかりやすく丁寧にレクチャーしてもらえます。
「家庭でも再現できるように」と、レシピが配布されるのも嬉しいポイント。
和やかな雰囲気の中で、店主さんの“作り方のコツ”に耳を傾けながら、本格的な技や作り方を楽しく学ぶことができました。
小豆からあんこへ──初めて知る“和菓子の奥深さ”
今回の体験では、あんこを小豆から炊く工程を実演してもらいました。
小豆を水に浸してゆで、差し水をしながら渋みを抜き、やわらかくなるまでじっくり煮る――この工程を何度も繰り返していきます。
「こんなに時間と手間がかかるんだ!」と、思わず感嘆の声が上がりました。
小豆の状態が少しずつ変わっていく様子を見届けながら、和菓子づくりの奥深さと丁寧な仕事の積み重ねを、あらためて実感しました。
おはぎづくりに挑戦!
きなこ・つぶあん・こしあんの3種類のおはぎ作りに挑戦。最初は中身を包むのに苦戦しましたが、何度か繰り返すうちにコツをつかみ、最後にはきれいな形に仕上げられるようになりました。
自分の手で作ったおはぎを頬ばる瞬間は、格別の喜び。ほっとする甘さが口いっぱいに広がります。
栗きんとん作りで感じる“秋の味わい”
続いて挑戦したのは、秋の定番「栗きんとん」。
ホクホク感や甘みを引き出すコツ、茶巾を使った絞り方や成形方法、一つひとつ丁寧に教えてくれます。
出来上がった栗きんとんは、上品な甘さと艶やかな見た目が印象的。お茶と一緒に味わえば、心までほっと温まる秋のひとときを感じられます。
体験してみた感想
- 和菓子はもともと好きでしたが、今回の体験で「作る」ことにも強く惹かれるようになりました。和菓子づくりにハマる人の気持ちがよくわかります。もっと学んでみたいと思いました。
- 一番印象に残ったのは、小豆からあんこになるまでに想像以上の手間と時間がかかっていたことです。改めて「和菓子ってすごい」と感じました。
開催詳細
・開催場所:Gallery cafe Viridian(ギャラリーカフェ びりじぁん)
・所要時間:約2時間
・費用:3,500円(材料費込み、お茶・お持ち帰り付き)
・予約方法:事前予約制(まずは電話でご確認を)
※詳細は「びりじぁん」のInstagramアカウント(@viridian4tea)をチェック!
まとめ
今回の和菓子作り体験を通して、和菓子作りの奥深さと手作りの楽しさを再発見。「また参加したい」と感じる理由が、体験を通してよくわかりました。
作るメニューは季節や参加者のリクエストに合わせて変わるため、何度参加しても新しい発見があるようです。
手作りの温もりとともに、日本の四季を感じてみてはいかがでしょうか。