大牟田市ってどんな印象でしょうか。
老舗の商店が並ぶイメージ?炭鉱の名残が残る町のイメージ?
もちろんそんな古き良き街並みもありますが、素敵なカフェもたくさんあるんです。
わざわざ目的地として行きたくなるような、そんな厳選カフェを4店舗ご紹介します!
まるで宝石箱の様なドーナツに胸キュン!
「ROOTH 2-3-3」
「ROOTH 2-3-3」は、その昔米の保管に使用していたという煉瓦造りの倉庫を再利用。
バス停の看板がユニークなお店に足を踏み入れると、その開放的な空間にビックリします。
倉庫だった歴史的な良さや雰囲気を残しつつ、木材やコンクリートなどシンプルに作られ素敵の一言!
中央にあるキッチンでは、スタッフの皆さんが忙しくドーナツを作っていました!
ここ「ROOTH2-3-3」はこちらが本店。ほかに福岡市の大名や北九州、佐賀にも姉妹店があり、たくさんのドーナツをここでつくっているのだとか。
揚がったドーナツは、そのままでも十分美味しいのですがラズベリーチョコやマンゴーチョコ、佐賀県七山産のレモンクリーム、フレンチクリームブリュレなど、カラフルで可愛い(美味しい?)よそおいを纏っていきます。
完成した色とりどりのドーナツは圧巻の可愛さ!
それぞれのフレーバーのソースは全部手作り、トッピングする作業も一つ一つスタッフさんが手作業で行っています。
16個すべてのフレーバーが味わえるテイクアウトBOXは、ここ大牟田店だけの限定商品。
お土産にしたら喜ばれること間違いなしの可愛さです。
こちらのドーナツはテイクアウトはもちろん、イートインもOK。
ドーナツのお供は、やっぱりコーヒーがお勧めです。
コーヒーは、大牟田の街をイメージして厳選された豆を使用しているそう。一杯立てのコーヒーや昔懐かしいコーヒー牛乳のようなコーヒードリンクもあるので、気分によって合わせてみてもいいですね。
この気軽にドーナツを食べられるスタイルは、ニューヨークを訪れた際にヒントを得たのだとか。
様々な人たちが集まり、個々が気ままに過ごすこともコミュニケーションを取ることもできる場所―。そんな場所をイメージしてつくられたのがこのお店です。
だから「ROOTH」は、「美味しいドーナツを提供する店」だけではなく、「色んな人が気軽に集える場所」としての表情を併せ持ちます。
店内の壁には地元アーティストなどの企画展を展示したり、BGMはその土地に馴染むようにと「大牟田市をイメージした音楽」をアーティストに選んでもらったりと、大牟田市の文化の紹介する一面も。
そんな思いが伝わるものが、出入口すぐに置いている「コンシェルジュブック」です。
これは、大牟田市に初めて来られた方や久しぶりに来た方などに「大牟田市を案内する本」。
これは、大牟田に初めて訪れた東京の大学生に制作を依頼し、地元以外の人から見た大牟田市の魅力を伝えた手作りの本だそう。
お客さんがこの本にどんどん追加して書き込むこともできますよ。
自家栽培の野菜や手作パンの優しい料理を。
「cafe&bar Leaves」
大通りから小道に入ると、高台に建つ古民家。こちらが「cafe&bar Leaves」です。
体に優しい手作りの料理でおもてなししてくれるこちらは、ランチ時は予約で埋まってしまうほどの人気店。
優しい光が差し込む店内は、植物やアンティークなインテリアで、ナチュラルな印象。
長居したくなる落ち着く雰囲気です。
ここはオーナーである松藤さんが、ご家族と住んでいた住居をリノベーションしたお店。
人気の秘密は、この素敵な雰囲気とヘルシーで美味しい料理にありました。
お店の横には畑があり、その時期に収穫した野菜をランチでいただけるんです。
おすすめのランチは「Leavesランチ」と「手作りカレー」の2つで、いずれも季節や状況によって異なる内容。
取材時の「Leavesランチ」は、タルタルのささみフライやきのことベーコンのグラタンが付いた内容でした。きゅうりやほうれん草、レタスなど朝採れ野菜も使用した9品がずらり。
どれも素材がしっかり活きた、優しい味わい。パンはふっかふかの幸せな味~!
手作りカレーは、スパイスからブレンドした本格的な味わい。取材時は海老のココナッツカレーでした!
副菜のアチャール(インドのお漬物)や野菜も添えてあります。
※現在、カレーの提供はありません。
どちらのランチにも、デザートとミニドリンクが付き、デザートももちろん手作り。
大充実の内容で、こんなに優しい味わいの料理が楽しめるなんて!何度も通いたくなりますね。
ランチ時に賑わうこちら、夜はお酒とお料理を提供するバーに変身!
珍しい海外のクラフトビールと料理をゆっくりと楽しめますよ。
月に一回仕入れるクラフトビールは、持ち帰りたくなるほどラベルが可愛いものばかり。
仕入れによって内容は変わりますが、色んな味わいとクリエイティブなラベルを楽しんでみるのもいいですね。
いずれも空間や料理がSNS映えするお店ですが、写真だけでなくそこで過ごす時間さえも共有したくなるカフェ。
自然に触れたい、優しい味のランチを食べたい、クリエイティブな感覚に触れたい。
そんな気分によって、カフェを選んで行ってみてはいかがですか。