日本三大禅宗の一つで、三池立花藩ゆかりの黄檗宗のお寺「通玄寺」で行う体験。写仏とは、仏様のお姿を写し取る作業。今回は薄い線で描かれた下絵を筆ペンやサインペンでなぞるスタイル。筆を使い慣れない人でも取り組みやすいように住職と奥様が考えてくれました。
「何にもとらわれず、偏りのない生き方を仏教では中道といいます。写仏は、余計なことは考えず、心のもやを取り払って無心になる行い。中道へ近づくための行(ぎょう)なのです。」と住職。静かなお堂でひたすら仏と向き合う時間。描き終えたときにどんな心境が待っているのか、ぜひ体感してみてください。