国指定史跡
1959(昭和34)年の発掘調査で墳頂部から、2基の組合せ式石棺が並んで発見されました。副葬品として、神人龍虎鏡1面、内行花文鏡片1面、銅鏃(銅のやじり)47本等が出土しました。本来古墳は直径30m、高さ7mほどの円墳で、4世紀頃に築造されたと考えられます。箱型石棺という弥生時代以来の九州の伝統的な墓制をとりながら、副葬品には 畿内的な様相を示すが銅鏃等が副葬されることから、九州における古式古墳の南限地域を示す古墳の1つといえます。(出土した副葬品は三池カルタ・歴史資料館に展示しています)